「丹波焼」のよいところ
西紀サービスエリア下り線のなかにしです。
陶器として有名な丹波焼。
ではよいところはどんなところがあるのでしょうか?
1.日用雑器として作られているため自分で使うイメージが湧きやすい。
窯が開かれてからおよそ800年、丹波焼は一貫して日用雑器を主体に今日まで焼き続けられており、灰釉や鉄釉などによる素朴で飾り気がなく野趣味たっぷりな湯呑・皿・鉢・徳利・ぐい呑・壺・花瓶など「生活用器」の生産を身上としております。
生活用として生産されておりますので地元の人間にとっては馴染みの深い陶器でもあります。
2.生活に基づいてつくられた陶器のため価格もお手頃
一概には言えませんが価格もお手頃です。こんなお皿がこの価格で!?と驚くこともあります。窯元様ごとに特徴があるので、自分好みの陶器をお宝探し感覚で選んでいただくことが出来ます。
他にもよいところはたくさんありますが個人的主観になりそうなのでこれくらいにしておきます(^o^)
以下、丹波焼きの説明です。
瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され、同時期に取り入れられた蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)とともに、伝統技術を今日に受け継いでいます。
当初は、壺や甕(かめ)・すり鉢などが主製品でしたが、江戸時代前期小堀遠州等の指導により、茶入・水指・茶碗など茶器類に多くの名器を生み、後期には篠山藩の保護育成により、直作(なおさく)、一房(いちふさ)、花遊(かゆう)、一此(いちこの)等の名工が腕を競って、丹波焼の名を高めました。
名称については、穴窯時代は小野原焼、登り窯時代になってからは、「丹波焼」又は「立杭焼」と呼ばれてきましたが、昭和53年(1978)「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けております。
これからも地元の良いものをどんどん紹介していきますね♪