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山の芋って?

西紀サービスエリア下り線のなかにしです。

丹波篠山の特産品の山の芋のご紹介です♪

山の芋って???

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縄文時代に中国から伝わったとされる山の芋。栽培が始まったのは、江戸時代初期といわれています。年貢の取り立てが厳しかった篠山藩の農家では、米が凶作だった時は山の芋を食べて飢えをしのいだという話が残っています。

丹波の山の芋は、ツクネイモ群の「大和イモ黒皮種」に分類されるもので、自然薯(ジネンジョ)のように自生するもの(野生型)ではなく、栽培型の作物です。主な成分は澱粉・たんぱく質・粘質物・水分で、特に粘質物は多量に含まれ、すりおろした時の粘り強さは他の芋類よりも格段に強いのが特徴です。例えば、長芋(ナガイモ)と比べると粘質物では長芋の4倍もあり、澱粉質も長芋の3倍も多く、栄養豊富です。肉質は見た目とは対照的に純白できめが細かく緻密、変色しにくい特性を持っており、クセが無く食べやすいのが特徴です。昔から生菓子や薯蕷饅頭、かるかんなどに山の芋が使われていることはよく知られていますが、近年では栄養価の高い健康食品として注目され、家庭用の需要が伸びています。

消化酵素がいっぱい!!!

丹波山の芋は、他の芋類と異なり、消化酵素ジアスターゼが多量に含まれ、生で食べても消化不良を起こしません。また、高級植物たんぱく質ミニーシンとムチン(粘液糖たんぱく質)を多く含み、強壮、疲労回復、高血圧防止などの効果もあると言われています。全国の丸い芋の中で、丹波のものが最も多くアミノ酸を含んでいることが、「兵庫県農業技術センター」の調べで分かりました。これが美味しさの秘密であると思われます。

以上、難しい説明はこれくらいにしておきますね(笑)

おいしい食べ方

皮をむいた山の芋をすりおろして卵の黄身とだし醤油をお好みで加えてよく混ぜ、白ごはんの上にかけるだけ!!

丹波篠山の新米と山の芋の組み合わせは最高です!!

11月には山の芋フェアも行いますのでまたその時においしい食べ方をさらに紹介しますね(^o^)

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